前回のグーグルペイ(Google Pay)の記事からずいぶん間が開いてしまいました……。
私は既に定期(通常のカードタイプの)を持っているのですが、乗り越したり、バスに乗ったりする機会が増えると、残高が足りなくなりチャージが必要になることがあります。
そのため、今回はSuicaの登録にチャレンジしてみました。
Suicaのチャージ方法の違いについて(ざっくり)
自動券売機では……
定期券購入時は券売機に対応しているカードならviewカード以外も使用可能。
そして、定期券購入と同時にチャージができます。
しかし、「チャージのみ」の場合はviewカード以外は使えません。
モバイルSuicaでチャージする場合……
使用できるカードは複数あるのですが、viewカード以外を支払いカードとして登録した場合は、年会費が発生するとのこと。
Google PayのSuica……
viewカード以外でも年会費無料でチャージ可能。
しかし、定期券や特急券は対応していません……。
viewカードを作るか、他のカードで年会費を払うか、現金払いを貫くか、Google Payを使うか……。
様々な方法がありますので各自の使い勝手で決めましょう。
○・・・年会費無料
●・・・年会費有料(※1)
機能・サービス | Suica/ Google Pay |
モバイル Suica |
---|---|---|
入金(チャージ) (Google アカウントに登録した クレジットカード) |
○ |
- |
入金(チャージ) (モバイルSuicaに登録した クレジットカード) |
- |
● |
入金(チャージ) (コンビニ、チャージ機等での 現金によるチャージ) |
○ |
○ |
銀行チャージ | - |
○ |
電車での利用(※) | ○ |
○ |
お買いものでの利用(※) | ○ |
○ |
SF(電子マネー)の 残額表示 |
○ |
○ |
SF(電子マネー)の 利用履歴表示 |
○ |
○ |
定期券の購入 | - |
● |
Suicaグリーン券の購入 | - |
● |
タッチでGo!新幹線 (東北・上越・北陸新幹線の 一部区間の自由席)(※) |
○ |
○ |
モバイルSuica特急券 (東北・山形・秋田・北海道 ・上越・北陸新幹線) |
- |
● |
エクスプレス予約サービス (東海道・山陽新幹線) |
- |
● |
JRE POINT・Suicaポケットの 受取り(※) |
- |
○ |
ネット決済(※) | - |
○ |
再発行 | - |
●(※) |
チャージ払いもどし ・退会(※) |
- |
○ |
(※1)●のサービスを利用するにはモバイルSuicaアプリへのクレジットカードの登録が必要。
(年会費がかかります。ただしViewカードでの登録は当面の間無料です。)
その他の(※)は下記サイトで詳細をご確認下さい。
JR東日本:モバイルSuica>Android端末をご利用のお客さま>Google Pay
これ以上クレジットカードを増やしたくないし。
でも、できればカードで支払ってポイント貯めたい。
でも、年会費を払いたくないし。
そんなワガママな私には、「Google PayでSuicaを作る」以外に選択肢がないのです(笑)
モバイルSuicaについて朗報
2019年1月16日
JR東日本(東日本旅客鉄道)は2020年2月26日以降は登録クレジットカードや使用端末によらず、すべて無料とするなどのモバイルSuicaのサービス改定について発表しました!
携帯電話で利用するモバイルSuicaは、フィーチャーフォンやAndroidスマートフォンで利用する場合、ビューカード以外のクレジットカードを登録して利用する場合には、年会費1030円が発生していましたが、2020年2月26日以降はクレジットカードによらず無料化するとのこと。
ただし、2020年2月25日以前に支払った年会費の差額の払い戻しは行なわないそうです。
ちなみに、この際に一部機種ではログインを伴うサービスの提供は終了してしまうようです。
詳しくはこちらのページをご確認下さい。
モバイルSuica一部サービスの変更および終了について
まぁ、まだもう少し先ですけどね(笑)
なので、やはり今はGoogle Payしかないですね。
登録開始
Google Payを開いて、Suicaの「設定する」をタップ→Suicaが選択されていることを確認。
規約を確認→同意する
個人情報の入力。
秘密の情報の質問は項目を変更できます。
ペンのマークをタップして更に個人情報を入力。
個人情報の入力が済んだら、プロモーションメールを受けとるかどうかを選択→アカウントを作成
登録完了!
チャージする
現金でチャージする方は、コンビニなどでカード型のSuicaと同様にチャージ可能です。
クレジットカードを登録する方は以下の方法となります。
初回のみカードを登録
Suicaが追加されるとこの画面が出てくるので、チャージをタップ
規約を確認→同意する
カードを追加→カードを追加
この後、カード番号や有効期限を入力する画面が表示されるので入力します。
(スクリーンショットが制限されている画面で画像を載せられません。)
入力が終わるとこの画面に。
入力したカード番号が表示されます。
チャージする
金額を修正する方は金額欄をタップしてキーボードで入力→チャージする
チャージ完了!
チャージ残高が少なくなった時のお知らせを設定
リマインダー通知オンにする→通知するタイミングの欄をタップ
好みのお知らせ金額をタップ→保存
設定金額を下回ったときの通知がこちら
使用するときは
Google Pay内のカードを使用する場合は、NFCをONにします。
【追記】
大変失礼しました。
Suicaを使用する際はNFCの操作は不要です。
タッチするだけで大丈夫!
nanaco等はNFCをONにする必要があります。
以外、参考までに。
Google Payを開いて出てくる「NFCをONにする」→「Reader/Writer,P2P」をON※
※この設定画面は、「設定→機器接続→NFC」でもたどり着けます。
または、ステータスバーにボタンを設置して操作しましょう
電車に乗る
定期券を持っていない方
入るときも出るときもピッと改札にタッチするだけ。
定期券を持っている方
定期券区間で乗る場合
定期券で入場→降りるときは有人改札に定期券とスマホを差し出して、スマホで乗り越し分を払うことを伝えましょう。
定期区間外から乗る場合
スマホで入場→降りるときに有人改札でスマホと定期券を差し出して、スマホで入場したことと、乗り越し分をスマホで払うことを伝えましょう。
大阪・京都に旅行にいきました。
ICOCAのエリアはどうなのか?と思いながら改札にタッチ、バスでもタッチ。
問題なく使えましたよ。
プロモーションコード
キャンペーンなどでプロモーションコードが発行されることがあります。
以前行っていたのは、お友達を紹介したらGoogle Playクレジットをもらえるキャンペーンでした。
※Google PlayクレジットはGoogle Playで有料のものを購入する際に使用できます。
例)LINEのスタンプ購入
プロモーションを持っている方は……
Google Payを開いて、左上のメニュー→プロモーション コードを入力
赤枠内にコードを入力→適用
まとめ
Apple Pay のように、手元のSuicaを取り込むようなステキな感じではありません(笑)
が、AndroidでViewカードを作らず年会費も払わずに、クレジットカードでSuicaにチャージする目的は果たせました!
簡単に登録できますので試してみてはいかがでしょうか?
また、せっかくSuicaを登録したのなら、JREポイントをもらえるようにJRE POINT WEBサイトに登録することをオススメします。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
⇒JRE POINT WEBサイトに登録してみる
ついでに、元コンビニ店員からのお願い
イヤホンしたままの方の接客で困っていたことを紹介。
商品のスキャンが終わると同時に、スマホをレジの機械にタッチして、手元を見ている。
しかしながら、店員側は支払いが交通系ICなのか、QUICPayなのか、Edyなのか等を設定するので、「どの種類ですか?」と聞いているんですが、気づいてもらえない……
顔を覗き込む私。
ビビるお客様。
せめて片耳だけでも声が聞こえるようにしてくださいね。
もしくはセルフレジをご利用下さい。
もうひとつは、私は全然気にならないですけど、お客様が恥ずかしそうになってしまった出来事を。
私「お支払は?」
客「スマホで」
私「スマホの何で?」
客「ピッてするやつで」
私「なるほど。
なんの種類でピッとしましょうか。
SuicaとかIDとか……」
客「あ、Suicaで」
友達も「Applepayで。」とひたすら言い続けられたそうで。
なんかほのぼのしちゃいますけどね。
是非ともスマホに取り込んである、何の種類で払うのかを伝えてくださいね。