雪ん子’s report

スマホの使い方(初級編)と日々のことをお伝えします。

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スマホだけでブログに挑戦!

国道を渡りたい




こんばんは。雪ん子です。

少し前の出勤時の話。
 
都内で仕事をしているので、東京駅で乗り換えをするのです。
 
そして、乗り換えついでにコンビニに寄って、
「何か新しいデザート出てないかなぁー」
とか確認するのが日課です。
 
この日もいつものように、コンビニパトロールに行ったのですが、お店に入る時にピンクの方が見えたような、見えないような…
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パトロールを済ませてお店を出ると……
 
少し離れたところにおばあちゃんが立っていました。
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【心の声】
あ!
(林家)パー子さんだ!
かわいい♥️

 
もちろん本物ではないです。
腰もだいぶ曲がってるし、70~80歳でしょうか。
 
でも、上の絵の通り、全てがピンクなんです。
 
きっと誰もがパー子さんを思い出すに違いない。
 
そして、目が合いました。
  
その瞬間!
まだ、10m以上はあると思うのですが、口がパクパクしています。
 
明らかに、私を見てパクパクしています。
 
急いで、近寄って行きました。
 
そしたらなんと!
 


……たいんだけど……

 
話始まってる!
 


おばあちゃーん、最初の方、間に合わなかったよー
もう一回最初からお願い!

 


国道を渡りたいんだけど、わからないのよ。

 


!!!

 
密入国を手助けするようなスリルのあるフレーズ!
 
ワクワクしてしまいます!
 
でも、私達がいる場所、地下道なんだけど(笑)

そして、以前、東京駅周辺で働いていたけど、どの道が国道かなんて気にも留めてなかったよー
 
完全にピンチです。
 
誰かに聞きたいけど、皆さん急いでいて話しかけにくい……
 
 
「地上に出れば国道が分かりやすいはず!」
と思いましたが……
 
あんまり無駄に歩かせたくないなー。
 
しかも、おばあちゃん階段無理そう……
 
エレベーターはすぐ近くにないし。
 
「目的地聞けばわかるかも!」
 


おばあちゃん
国道渡ってどこいくの?

 


いいのよ。
国道渡れるだけで大丈夫だから。

 
おばあちゃん、気を使って教えてくれない…
 
もう一回聞いてみたけど、教えてもらえませんでした。
 
 
優しさによる玉砕
 
 
もしかしたら秘密にしたかったのかもしれないけど。
 
どーすっかなぁー……
 


!!!
これ、遅刻かも!

 
おばあちゃんをちょっと待たせて、同じ部署の先輩にLINEをします。
 
「迷子のおばあちゃん発見により、遅刻する模様」
 
そして、おばあちゃんの対応に戻ります。
 
 
Googleマップで現在地の地上の国道を確認。

おばあちゃんに国道の番号を伝えるも、わからず。
 
 
もはやどうにもならないので、エレベーターのあるところまで行って地上へ上がるしかない!
 
ちょっと行くと地下から入れるビルがあるので、そこでエレベーターに乗ろうと提案し移動開始。
 
 
牛歩でビルへ。
 
 
すると、神降臨
 
管理会社の方?が自動ドアのところにいたのです。
 
すがりつきます。
 


かくかくしかじか。
 
で、私、国道がわからないので対応を変わってもらえませんか?

 
 
快く引き受けていただきました!
 
 
ステキなおじちゃんだわ♥️
 
最後まで対応したかったけど、わたしでは違う場所へ連れていきそうで心配だったしね。
 
おばあちゃんにとっても本当に良かった。
 
と、言うことで、おばあちゃんと握手をして別れます。
 
 
この時点で遅刻確定!
 
なので急がず、慌てず会社へ向かいます。
 
スマホを見ると先輩からは
 
「いつものやつね!(笑) 課長に伝えとくよー」
 

会社到着。
すぐに、課長へ報告にいきます。
 


おはよー。
おばあちゃん、どした?

 


かくかくしかじか

 


いや、ホントにどこ行きたかったんだろうねー?
最後まで着いていけば良かったのに(笑)

 
報告終了、遅刻扱いにはなりませんでした(^^)
 
 
というのも、私、やたらと声をかけられる人なのです。
 
どこに出掛けてもそうなのですが、もちろん会社のそばでも。
 
会社出た瞬間に道を聞かれたり、最寄りの駅で外国の方に乗り換えを聞かれたり。
 
度々その様子を仲間に見られているので、「いつものやつね」と思ってくれたそうです。
 
 
なんでこんなに声をかけられるのか?
 
しかも人種問わず。
決して顔立ちが外国人風な訳ではなく、完全な純日本なのに。
 
一人の時なら
「暇そうに見えるのかなぁー」
とも思うのですが。
 
友達と歩いていても、必ず私の方に声かけてくるし。
 
バス停でバス待ちの最中に、しかもイヤホンをしているのに、一番前でも最後尾でもないのに、何人もいる中から私が選ばれる事も。
 
 
声をかけられる謎は解明できませんが、「いつものやつね」と思ってくれる良い仲間と上司に恵まれて、「良かったなぁー」と思ったのでした。